ここから、また
新しいつながりを。
ここでは、RETOLI古町店をつくることになった背景や、
僕たちがどんな想いで準備を進めているのかを、
少し詳しくまとめています。
施設の説明だけでは伝えきれないことがあります。
なぜ古町なのか。
なぜサウナなのか。
そして、なぜ今この場所をつくるのか。
少し長くなりますが、
RETOLI古町店に興味を持ってくれた方、
そして、これまでどこかで僕たちとつながってくださった方に、
改めて、僕たちが考えていることを知ってもらえたら嬉しいです。
01
RETOLI古町店の話をするには、
少しだけ、前の話から始めさせてもらいます。
はじまりは、2021年。
僕が突然、
「サウナ小屋を建てたい」と言い出したことでした。
DIYの経験があったわけではなく、
本当に何にもよくわからない状態からでした笑
ただ、サウナが好きで、
自分たちでもつくってみたくなって。
周りの人たちを頼りながら動いているうちに、
気づけば、もうやるしかないところまで来ていました。
そこに、いっこうや玉木さんが集まり、
少しずつ形になっていったのが、
サウナトリップ ニイガタです。
この始まりには、
もうひとり欠かせない人がいます。
my farm to table おにや の鬼嶋さんです。
「農場のスペースにサウナを建てたい」と話したとき、
鬼嶋さんは、ふたつ返事で「使っていいよ」と言ってくれました。
あの一言がなければ、
サウナトリップ ニイガタは始まっていませんでした。
今となっては、直接お礼を伝えることはできませんが、
鬼嶋さんは、僕たちにこの物語の最初のきっかけをくれた方です。
今でも、とても感謝しています。
何も経験がないのに、
「つくりたい」と言い出して、
周りの人に助けてもらいながら、
気づけば本当にサウナ小屋ができていました。
ただサウナに入るだけではなく、
サウナをつくること。
サウナを運営すること。
そこに人が集まってくること。
その一つひとつが、
普通に暮らしていたら出会わなかった人たちとの出会いを生んでいきました。
今振り返ると、
この小さなサウナ小屋が、
僕たちの人生を少しずつ変えていくきっかけになっていました。
ただこれは、
僕ひとりの物語ではなく、
サウナトリップ ニイガタに集まった人たち。
そこに関わってくれた人たち。
そして、その中で生まれていったそれぞれの物語。
それらが重なりながら、
少しずつ次の場所へつながっていきました。
02
サウナトリップ ニイガタは、
僕たちだけで完結する場所ではありませんでした。
人が集まり、
仲間が増え、
それぞれが自分の楽しみ方や関わり方を持ち寄ることで、
少しずつ育っていった場所でした。
サウナに入るだけではなく、
イベントをしたり、
一緒に遠征に行ったり、
施設を少しずつアップデートしたり。
サモリ倶楽部や新潟サウナ倶楽部としての活動につながったり、
そこでまた新しい出会いが生まれたり。
人が増えるたびに、
できることが増えていく。
楽しみ方が増えていく。
最初は想像もしていなかった方向へ、
場所も、人も、少しずつ広がっていきました。
もちろん、
うまくいくことばかりではありませんでした。
思ったように進まないこともあったし、
大変なこともありました。
でも、今振り返ると、
そういうことも含めて楽しかったのです。
場所は、
建物や設備だけでできるものではない。
そこに関わる人が増えることで、
少しずつ育っていく。
サウナトリップ ニイガタを通じて、
僕たちはそのことを知りました。
03
サウナトリップ ニイガタから始まった流れは、
その後、それぞれのサウナストーリーへとつながっていきました。
僕にとっては、
サウナを通じて人と場所が育っていく面白さを知った場所。
いっこうにとっては、
もともと好きだったサウナを、
いつか自分でもやってみたいと思うきっかけが深まっていった場所。
元気にとっては、
サウナが得意だったわけではないけれど、
その可能性を感じてRETOLIを立ち上げ、
サウナの世界に入っていった場所。
入り口はそれぞれ違ってて。
サウナ小屋をつくった人。
サウナにのめり込み、いつか自分でもやりたいと思っていた人。
サウナが得意ではなかったけれど、可能性を信じて場所をつくった人。
その3人の流れが重なって、
RETOLI古町店へとつながっていきました。
04
古町店の話が出てきたとき、
「どんなサウナ施設にしたいんだろう」と改めて考えました。
もちろん、
スペックの高いサウナも好きです。
最近は、
どんどん新しくて、
すごいサウナが増えています。
それはそれですごいし、
行ってみたい場所もたくさんあります。
でも、自分が本当に好きなのは、
それだけではないなと思いました。
銭湯のような、
少し温かくて、
人との距離が近い場所。
ふらっと行けて、
少し話が生まれて、
気づいたらまた誰かと会っている。
そういう交わりやすい空気感が、
自分は好きなんだと思いました。
サウナがあって、
人がいて、
何かが始まる。
そんな場所にできたら最高だなと。
そんなタイミングで、
元気から、
「こんな場所があるんですよねー」
と話をもらいました。
たまたま古町にあった、その場所。
実際に見に行ったら、
とにかく広い。
良い意味で、
無駄に広い場所でした。
でも、その広さが、
ただの空きスペースではなく、
余白に見えました。
ここなら、
サウナだけで終わらない場所にできるかもしれない。
そんなふうに思いました。
ハーブを蒸留して、香りをつくること。
アウフグースをしたり、
うまいサ飯をつくったり、
その日だけのイベントを開いたり。
サウナ上がりに、
誰かと話しながらゆっくり過ごす時間をつくること。
元気の「面白そう」を形にしていく力。
いっこうの、サウナに関わることならなんでも手を出してしまうような、異常なサウナ熱。
そして、僕がサウナトリップで見てきた、人や場所が育っていく面白さ。
その3つがこの場所に重なったら、
かなり面白い場所になるんじゃないかと思いました。
偶然出会った場所に、
僕たちらしい遊び方を重ねていく。
それが、RETOLI古町店の始まりです。
05
RETOLI古町店で、
友達ができたら嬉しいです。
少し素朴な言い方ですが、
僕たちがこの場所で一番起きてほしいと思っているのは、
そういうことです。
サウナに入って、
同じ時間を過ごして、
少し話して、
気づいたらまた会いたくなる人ができている。
そんな出会いが、
この場所から生まれたら嬉しいのです。
もちろん、
ただ待っているだけではなく、
友達ができるきっかけや、
人と人が自然につながる仕掛けも、
少しずつつくっていきたいと思っています。
イベントをしたり、
一緒にサウナへ行くきっかけをつくったり、
誰かの好きなものが、別の誰かにつながるような時間をつくったり。
ここで出会った人同士が仲良くなって、
また別のサウナに行って、
そのお土産話をRETOLIに持ち帰ってくれたら。
「この前、あのサウナ行ってきたよ」
「こんな人と出会ったよ」
「今度、一緒に行こうよ」
そんな会話が生まれる場所になったら、
それは僕たちにとって、とても嬉しいことです。
僕たちは、
サウナからたくさんのものをもらってきました。
友達。
仲間。
仕事。
遊び。
知らなかった場所。
そして、人生が少し広がっていく感覚。
RETOLI古町店では、
僕たちがサウナにもらってきたものを、
今度は次の誰かに渡していきたい。
完成された場所を用意して、
ただ使ってもらうだけではなく、
来てくれる人たちと一緒に、
少しずつ育っていく場所にしていきたいと思っています。
ここから、
また新しいつながりが生まれるように。
RETOLI古町店を、
一緒に育ててもらえたら嬉しいです。
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